神戸牛は、世界で知られているブランド牛です。
その中でも当店が取り扱う神戸牛は、
厳しい基準をクリアした最高等級のA5等級のみです。
ここでは、神戸牛の定義についてや
当店の神戸牛の生産者さんについてご紹介いたします。
神戸ぐりる工房で取り扱っている神戸牛は、神戸市の西区にある川西牧場・中西牧場、淡路島の南あわじ市の山之口牧場を中心に、その他にも内田牧場・川岸牧場等の牛を仕入れています。
川西牧場・中西牧場は隣同士の立地で、丘陵地の雑木林にあり、牧場からは神戸ワイナリーのぶどう畑を彼方に眺めることが出来ます。肥育される牛にとっては、騒音がなく最高の環境と言えます。
また、環境だけではなく両牧場では共同で六甲山系の地下水をくみ上げて肥育している牛の飲み水にし、エサのスーダングラスなどの牧草は全て低農薬、租飼料などはアメリカの商社を通じて最高級のものを仕入れるなど、飲み水・エサにも徹底してこだわります。
山之口牧場も淡路島の良質な水を牛の飲み水とし、また中西牧場さんとはいとこ同士であり、エサなどの飼育のノウハウも中西牧場と共通のものがあります。
また、神戸ビーフの中でもすべてが最高レベルに達していることを示す等級「A5-12」を年に数回出し続けています。
中西さんに川西さん、山之口さんも「生産者の顔が見える事が農産物の流通では非常に望まれている一方、 自分自身の生産物がどのように評価されるか知る事はもっとも大切」と、常に美味しい神戸牛に仕 上げていく事を考えられていらっしゃいます。 当店も今後、このような素晴らしい生産者の方とより良い関係を築いていき、お客様に最高の神戸牛をお届 していきたいと考えております。
神戸牛の定義は、日本一厳しいと言われており、その厳しい条件をクリアしたものだけが、神戸ビーフとして『菊の判』が押され
『神戸之肉証』が交付されます。
その中でも希少性・霜降り具合・肉の質・脂の質などの総合評価で
最高評価を得たものが「A5等級」と呼ばれます。
当店で取り扱う神戸牛は全てこの「A5等級」を取得した正真正銘、最高級の神戸牛のみを取り扱い、神戸牛を知り尽くしたスペシャリストが適正にカットし、最高状態でお客様にお届けしています。
神戸牛の定義「神戸ビーフ」を名実ともに世界一の 牛肉にしようと昭和58年、神戸牛流通協議会が設立 され「神戸ビーフ」の定義が定められます。
この定義は平成18年2月20日に改定され(平成18年 4月1日より施行)現在は以下のような指定になっています。
「兵庫県産(但馬牛)」の未経産牛・去勢牛
脂肪交雑はBMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)に基づきNo.1からNo.12の12段階に分けられます。 No.5以上が肉質等級4以上に相当します。 脂肪交雑等級は、切開された断面のロース芯の部分を断面牛脂肪交雑基準(BMS)と呼ばれるチャートに準じて等級が決定します。
このような厳しい条件をクリアしたものだけが、神戸ビーフとして『菊の判』が押され『神戸之肉証』が交付されます。
兵庫県内で、但馬牛を含む和牛が年間7万頭弱処理されますが、神戸ビーフはわずか5,500頭ほどです。
つまり、もともと高級ブランドである但馬牛の中でも、 さらに選りすぐった厳しい条件をクリアした極上の但馬牛のみが神戸ビーフと名乗ることができ、 最高級牛肉「神戸ビーフ」としての名誉が与えられているのです。
高級牛肉として認知されている「神戸牛」の正式なブランド名は「神戸肉」または「神戸ビーフ」といいます。 一般的には「神戸牛」で浸透しています。
日本で牛肉が食べられるようになったのは、今から140年ほど前、慶応3年の神戸港の開港がきっかけです。
当時、まだ日本では牛肉を食べるという習慣は公ではありませんでした。
神戸牛の素牛である「但馬牛」はもっぱら農耕や荷物の運搬用として使われていました。 そのため、神戸の外国人居留地に住む外国人たち最は、牛の解体も自分たちでしたといいます。
このとき但馬牛を口にした彼らは、その美味しさの虜に。 神戸で食べたうまい牛肉「KOBE BEEF」と呼ばれるようになり、その名は国際的な物になりました。
オバマ元大統領が日本に来日した際に外務省が宗教上や、 アレルギー等で食べられないものがあるかどうか質問したところ、 食べられないものではなく食べたいものとして「神戸ビーフ」を逆にリクエストした有名なエピソードがあります。
ハリウッドスターのトムクルーズ、ジュリアロバーツ、トミーリージョーンズ、スピルバーグ監督等、 日本で神戸牛を食べてその味に魅了されました。
当店の精肉商品全てに、本物の神戸牛である証「神戸牛之証」をお付けしています。
個体識別番号を検索すれば、どこの誰が育てた神戸牛なのかを調べる事が可能です。
全てのお客様に安心と安全をお届けするために必ず同封させていただいております。
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